残業続きで身体を壊す前に転職を
つら過ぎるなら転職
もし今の仕事で極端に残業が多く、どうしてもつらくてつらくて仕方が無いのであれば、今の職場を退職して転職をすることをおすすめします。世の中には未だに転職に対して否定的な考え方を持っている人も大勢いますが、そうした考えは申し訳ありませんが古い考え方と言って差し支えありません。確かに20世紀の頃のように企業がきちんと従業員を守ってくれている時代であれば、1つの会社に長く勤めるメリットもありましたが、既にそのような時代ではありません。自分のことは自分で守らなければならないですし、あまりに長時間の残業は様々な不調をもたらします。
体調は元に戻らない
残業による1番の問題は、あまりに長時間の残業を続けてしまうと人間は心身共に参ってしまい、人間の最も大切な資産である健康な心と身体を失ってしまうリスクがあることです。まず身体に関して言えば、長時間の残業はストレスを生み疲労の回復機会を奪ってしまいますので、心筋梗塞や脳卒中などの危険性が上がってしまいます。また生活習慣も不規則になってしまいがちなので、肥満になりやすく糖尿病などの罹患リスクも高まってしまうのです。
また残業による精神的なストレスはうつ病などの原因にもなりかねず、現に多くの人があまりの長時間労働や残業時間の長さが原因でうつ病になってしまい、人生を台無しにしています。そして身体の不調も精神の不調も一度患ってしまうと簡単には回復せず、もとの元気な心や身体を取り戻すには何年もかかってしまうことがあります。しかし会社はそうしてダメになってしまったあなたの生活や人生に対して特別な補償をしてくれることはまずありません。
余計な心配をしない
義理堅い性格の人は、自分が退職をすることで会社に大きな迷惑がかかってしまうと転職を躊躇する場合がありますが、そうしたことは気にしなくて構いません。まず思い出して欲しいのは、多くの場合あなたが入社する前にも勤務先の会社は普通に営業できていたであろうということです。確かにあなたが退職をしたことで一時的な負担の増加などはあるかもしれませんが、人間はそうした事態になれば真剣に対応をしようとします。残された社員でうまく仕事を分担するかもしれませんし、人を新たに採用するかもしれません。
また人によっては履歴書に自己都合によって退職という一文を入れてしまうのがどうしても嫌だという方がいますが、それもいらない心配です。なぜなら退職前の半年以内に月45時間以上の残業を連続3カ月以上していた場合、会社都合退職にすることが可能だからです。